病院が嫌いな理由


子供さんは病院に行きたがらないのは「注射などで痛くて怖い思いを経験した」「薬品の匂い、白衣が独自の雰囲気を出していて怖い」などの理由が考えられますが、成人でも病院が嫌いな人って結構多いのではないでしょうか?様々な理由があるかと思うんですけど代表的な理由を挙げてみますと


・子どものころの経験がトラウマになっていて注射や検査が怖い
・病気だと判明するのが怖い
・薬の副作用が怖かったり信用ができない
・医師や看護師の雰囲気や態度が嫌い(実際態度が気に入らないからブログに文句書いてその後に自殺したどこぞの市議がいましたね)
・医師や看護師を信頼できない
・医学的な話が難しく感じられるため
・貧乏だから
・忙しいから

以上のように、病院に行きたくない理由は多数ありますが、大きくまとめてみると3つのパターンに分けられれのではないでしょうか。

病院嫌いな人のパターン別解決策

(1)医師や看護師が信用できない

対応がぶっきらぼう。
難しい言葉で話すので理解できない。
十分な説明なしに手術や薬が必要だと言われて勝手に進展する。
このような病院やスタッフに当たってしまうと、誰しもが病院嫌いになってしまいます。

病院は一つではありませんし、病院や医師を選ぶ権利は患者である私達にあるんです。
全ての病院や医師が患者さんに不十分な対応をするわけではありませんので本人と一緒に病院を何軒か廻ったり、病院の口コミを調べるなどして、信頼できる病院や医師を探して病院嫌いを克服してもらいましょう。
病院口コミサイト等は積極的に利用しましょう。

(2)病院は怖い、苦手だという意識をもってしまう

幼少期に無理矢理歯医者さんに連れて行かれてギュイーンゴリゴリされたりして痛い思いをした、検査の為の血液採取や手術や入院が必要だと言われて怖くなった、入院患者さんを見て怖くなったなどの経験があると、病院に対して恐怖や苦手意識を持ってしまうことがあります。

たしかに、かつては親に無理矢理連れて行かれ、治療をさせられたかもしれませんが、大人になれば自分の意思で治療方針を決定できるのです(歯医者さんなら笑気ガスとか)。納得がいくまで説明してもらい、それでも怖いならまた改めて受診する、別の病院にも行ってみるなど選択することができます(セカンドオピニオンという考え)から、それを上手に伝えて病院に連れて行くようにしましょう。

また、病院に一人で行くのが怖いという場合は、健康診断や定期検診として周囲の人も一緒に受診するという裏ワザもアリです。

なお、付き添う場合には、不安を軽減させようと、「痛くないよ、怖くないよ」などの声掛けをする人がいますが、これはNGです。

もしも検査や採血などで本当に痛いと感じてしまったら、「痛くないなんて噓だった」とまたしても信頼を失ってしまいかねません。健康になるために必要な検査や処置をするのだということを正直に説明するのが一番です。
セカンドオピニオンとは(Wiki)

(3)社会的理由を気にしてしまう

家族や大切な人に迷惑や心配をかけたくない、お金がかかるから申し訳ない、仕事を休めないなどの理由で、病院嫌いのふりをして病院に行かないというケースもあるようです。
こういう場合は、病院そのものが嫌いなわけではないので、丁寧に説得していく必要があります。

例えば、家族も一緒に受診することで、不在時の家のことを心配する必要がなくなります。

また、万が一、入院や手術となった場合は仕事や家のこと、お金のことは心配ないという根拠を示して説得するのが有効です。
医療費の負担についても、保険の契約内容を確認したり、役所の窓口に相談し医療費控除が受けられるか尋ねるなど、本人が安心して受診できるように不安を解消してあげましょう。
高額療養費の窓口負担が減額されました

今回は、病院嫌いの人を病院に連れて行く方法を3つのパターンに分けてご紹介しました。

病院が嫌いな人には、それぞれ嫌いになった原因があります。それをできるだけ取り除いて、前向きな気持ちで病院にいってもらえるように、上手に声かけしたり、環境を整えてあげるのが良いと思います。

忙しくて病院にどうしても行けない、安い薬が欲しい方、日本では入手の難しい薬が欲しい場合等は個人輸入を利用するのもアリです。
私はオオサカ堂をしています。